【世界バレー】

結果を先に言っておきましょうか。

負けましたね。

いい試合でしたが。


昨日の日記で、

「結論を言うと冷めてしまうので、あえては言いません。」

と言った理由を説明します。TBSへの批判も織り交ぜながら。


昨日の試合を終えた時点での順位表が、

順位 チーム        勝ち点 勝 負 得点 失点 得点率
1  イタリア        11   5  1 490 382 1.28
2  セルビア・モンテネグロ 11   5  1  520  462  1.12
3  キューバ        10   4  2  500  465  1.07
4  日本          10   4  2  586  566  1.03

となります。

実は、この時点で日本の敗退はほぼ決定的だったのです。

しかしTBSは「メダルへ望みをつなぐ大逆転勝ち」や、

今日の試合中継に至っては「準決勝へ勝利が必須条件」とか言う始末で。

視聴者をからかってそんなに面白いですか?と。

なぜほぼ決定的だったか。

見てほしいところは、得点、失点、得点率である。

ここを得失点差に直して説明したいと思う。

イタリア490−382=108
セルビア・モンテネグロ520−462=58
キューバ500−465=35
日本586−566=20

となる。

日本は得失点差で、
イタリア88、セルビア・モンテネグロ38、キューバ15
もはなされていることになる。

と言うことは、イタリアには昨日の時点で順位はほぼ上回れないと言うことになる。

相当な大差をつけないと勝てない。

今日の試合の得失点差で45点差以上をつけないとイタリアには上回れなかったのである。

ストレート勝ちで、3セット平均

25−10までに抑えないと無理だったのである。

そして、

セルビア・モンテネグロは台湾と、キューバポーランドと最終戦を残していたわけだが、

ここまでの流れなどを考えると、セルビア・モンテネグロキューバは勝つことは誰でも予想がつくこと。

もし、セルビア・モンテネグロキューバが負け、日本が勝って準決勝に駒を進めるには、

セルビア・モンテネグロが大敗して、

やはり、イタリアに大差をつけて勝つことが条件だったのである。

こういう状況での今日のTBSのテレビ放送では、

「勝つことが必須条件」

と言うことだけを言い続け、

どうすれば勝ち上がれるのかという重要なところは一切説明しなかったのである。

こういうのって、良くわかっていない人や調べていない人は、

「勝てば次に進める」

と思い込んでしまうのが普通だ。

これってTBS側がもう勝てる見込みが無いと思い、とにかく視聴率を上げることだけを考えた策なんだろうなぁと思った。

可能性の低さを一切口にせず、

勝てば、勝てばと言うことで視聴者を集めようと考えるTBSのやり方には失望した。

最終的には視聴率しか考えないんだろうね。

日本の勝敗など考えていないのだろう。

もしイタリアに勝ったとしても、「得点率で上回れなかった」と、

さらりと説明してさっさと放送を終わらせていただろう。

そういったTBSには失望しました。

まぁでもバレーは見ますよ。

好きなもんで。

そういえば、ハロプロはどうしたのでしょう?

初戦だけですか?

まぁ興味ないからいいですが。