ドイツW杯21日目

オシム魔術あれこれ
 ★全クラブでV 監督業をスタートさせたゼレズニチャル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)をはじめ、シュトルム・グラーツオーストリア)や千葉など監督を務めた全5クラブにタイトルをもたらした
 ★タレント外し 旧ユーゴスラビアを率いて出場した90年イタリアW杯。地元マスコミが有名選手を全員起用しないオシム監督を批判。これを受け初戦の西ドイツ戦で起用したが1−4惨敗。「言ったとおりにしたが勝てなかった」と次戦から外し、8強入り
 ★12人から快挙 94−95年シーズンから監督を務めたシュトルム・グラーツでは、就任当初は選手が12人しかいなかったが、3年後にはリーグ制覇達成。98−99年季の欧州CL出場に導いた
 ★21歳主将登用 千葉監督になった03年、元日本代表DF中西(現横浜M)や元日本代表MF望月(現横浜FC)ら中心選手を差し置いて当時21歳のMF阿部を指名。今季で4年連続で主将を務める阿部は、チームリーダーに成長した
 ★オフ明け即試合 長期休暇明けの練習初日に練習試合を組む。選手には即試合の意図は伝えないが、選手は「常に準備しておけ、ということでしょう。オフもきちんと体を作っておかないといけない」。コンディション維持に向け効果抜群
 ★2バック 05年には最終ラインを2人にする2バックシステムを併用。DFの人数が減るためリスクが増すと思われるが、逆に前線選手の守備意識が向上。導入元年でナビスコ杯で優勝した



すごいよね。オシムって。


ほんとに。


初戦のトリニダード・トバゴ戦は国内組だけで行くらしいが、オシムならば、誰を選ぶのかが注目するところである。国内組でW杯に出場したメンバーの中で選ばれる選手は、半分もいないような気がする。

オシムだと、FWの中心はやはり巻誠一郎(市原)だろうか。「走るサッカー」が持ち味のオシムサッカーにおいてやはり巻を軸に行くのが妥当だろう。184cmの身長で、ヘディングが強く、走り回れる。
とくれば、巻のパートナーは誰で来るのかと言うところだね。
やはり、足が速く、ドリブルがうまい選手が必要になると思う。W杯代表では玉田しかいなかった。やはり、1人で状況を打開できるようなFWがチームには最低でも2人は必要だと思う。
その中で、今後の候補としては、意外といっぱいいる。

田中達也(浦和)、佐藤寿人(広島)、大久保嘉人(C大阪)、玉田圭司(名古屋)、永井雄一郎(浦和)、
カレン・ロバート(磐田)、今のところ思いつくのはこの辺り。
あとは、プレースタイルも、全然知らないんだけど、我那覇和樹(川崎F)。
Jリーグで8点をとっていて、日本人のトップならしい。まぁどんなプレーするのかわからないので、なんともいえないところです。

んで中盤だが、中心はぜひ松井大輔(ル・マン)で言ってもらいたいものだ。やはりフランスリーグであこまで活躍できている選手を中心で使わないと言うのは間違っている。しかしオシムは評価しているので使ってくれるだろう。

今回のワールドカップで唯一足りないメンバー「守備的ボランチ」。
今回のメンバーの中でフランスのマケレレ、ブラジルのゼ・ロベルト、イタリアのガットゥーゾ、オランダのコクー、ガーナのエッシェン、アルゼンチンのカンビアッソ、このような選手に似た選手はいなかった。
今回の日本の中では稲本が1番近い選手だろう。オーストラリア戦でも、小野ではなく、稲本を出していればおそらく状況は変わっていたかもしれないが、稲本はあくまで「攻撃的ボランチ」だと思う。

そこでやはり使ってほしいのは今野泰幸(FC東京)。どんだけ走るんだってくらい走る。こいつは。
ぜひ使ってほしい。
中盤でもいい選手はいっぱいいるので、いろんな選手を使って試してほしいものである。

守備は、4年後まで中澤佑二(横浜FM)にはがんばってもらいたい。あとは松田直樹(横浜FM)もね。
そしてなぜかジーコは1度も招集しなかった田中マルクス闘莉王(浦和)が中心になってもらいたい。
後は茂庭照幸(FC東京)など、若い年代にがんばってもらいたい。

そしてGKだが、身長の高い優秀なGKが出てきてほしい。川口能活(磐田)が179cm。最低でも190cmあるGKがいい。
そんなGKが出てくるまでは、川口でいいんじゃないかなとも思う。

そしてキャプテンには阿部勇樹(市原)なんていうサプライズをしてくれないかなぁとも期待している。


ほかにも、平山相太(ヘラクレス)ハーフナーマイク坂田大輔(横浜FM)長谷部誠(浦和)徳永悠平石川直宏(FC東京)本田圭佑(名古屋)小林大悟(大宮)とかね。
まぁ、そのほかにも、アーセナルの練習に参加した高校生がいたり、森本貴幸(東京V)って言うやつもいるし、
誰を選べばいいかわからないといったような状態になってほしいものである。